講義後の学生の感想を読む③-東北文化学園大学

引き続き、学生の感想を取り上げていきます。

前回の感想を読む⇒リンク

講演を聞いて、利府トレイルの取り組みに興味を持ちました。それを観光や地域活性化に繋げていこうという発想はとても実践的だと思いました。観光者だけでなく、地域に暮らす人たちの誇りや暮らしの質にもかかわってくる活動であり、もっと多くの人に知ってもらうべきだと思いました。

「暮らしの質にもかかわってくる活動」という着眼がすばらしい。そう、これはライフスタイルの見直しや生活の向上という領域にもかかわってくる取り組みなので、そこに目を向けるあなたはえらい!

これまで様々な職をやっていた方ですごいと思った。今でもたくさんの活動をやっていて話を聞いていて楽しかった。

楽しかったという感想がうれしいです。

行動力がすごいと思った。高い収入とかは求めず、自分のしたいことをする精神。私は今、就活をしているが、特にやりたいと思う仕事はなく、収入や休日の多さなどで決めている。

講義の最後、学生に聞いてみたいことがあるか桃生さんに振られたときに「特にない」と言ったけど、少し頭をよぎったことは「今の時点で、将来やりたいことはあるか。あるいは、なりたい自分の未来像を持っているか」でした。今の時点でそういうものを持っていなくても全然おかしくないけど、これが一生続くと人生は苦しいよ。本を読んで、人に会って、街に出て、あふれるぐらい自分の中に経験をインプットして、自分ってこういうことしたいのかなぁと思うものだと思います。頑張って。

事業の中でステッカーを作成しているとのことだったが、ネットや店舗で販売するわけではなく、トレイルプロジェクトとして来てもらった方が欲しければ販売するとう形は、プロジェクトに参加した人との出会いを大切にしていてとても良い取り組みだと思った。歩くだけが目的ではなく、歩きながら利府の魅力を伝えることで、地域の認知度を上げるのに加え、活性化に繋がるため、このようなプロジェクトをやる地域が増えていけばいいなと思った。

ステッカーの販売方法に賛同してくれてうれしいです。どうせネット販売しても売れないしね。私も、それぞれの地域が独自にトレイルを持ったり、地域横断的にトレイルを通したらいいと思います。

森や海辺、花や野鳥など、四季折々の自然が楽しめ、歩くことでディープな歴史スポットや地元のみつばちパークなど、普段では見逃しがちな魅力に気づくきっかけになると思った。

四季を楽しんだり、普段より一つ二つ深いところに触れられるのは、歩くことの効用ですね。

通過する人は多くとも、滞在する町ではないという町は多いと思うし、私の地元でも滞在する人は少なく、このような取り組みがあれば、町や地域住民を活気づけるだけでなく、新たな観光資源になりうるものだと思うため、とてもよい取り組みだと思った。

滞在する町ではないのは利府だけではないということにはっとさせられました。どの地域も無理のない範囲で、今ある資源を利活用するという視点と工夫が必要ですね。

自分が小学校の時に、一般の方と山に登り散策する授業があったので、そういうイベントで興味を持ついい機会になるのではないかと思う。

そう、学校とコラボしたいです。

「利府トレイルの可能性」というテーマを通じて、地域の自然資源や人とのつながりを活かしたまちづくりについて学ぶことができました。特に印象的だったのは、「ハード」と「ソフト」の両面からトレイルを捉えていた点です。単に道を整備するだけでなく、イベントや地域の人との交流を通じて、誰もが関わることのできる仕組みを作っているという考え方に共感しました。

あくまでトレイルの本体はハード、でもソフト面で動かしていかなければハードの存在させ知られない、こういうジレンマを抱えているのですが、その微妙なところを綱渡りをすることがプロジェクトの醍醐味ですね。

今回はここまで。次回に続く。

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