東北文化学園大学の学生からの感想を読む⑤

シリーズ最終回です。

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★(…)さらに、自然の中での体験とその重要性、バーチャルとリアルの対比、ライフスタイルの見直しといったテーマも取り上げていて、実際の事業化に向けどのように進展するか気になりました。

⇒そう、自分も気になっています。大事なものは分かっているけど、それをどう形にしましょうか。きっと模索し続けるんでしょう。

★法人では今まで直接的に人を助けるようなものが多かったが、このように地域に貢献していくようなものもあるのだと驚きました。

⇒社会の中で取り残されている人に手を差し伸べる活動は尊いですね。でもそこに義務感や正義感を持ち込んでしまうといつの間にか自分自身が疲れてしまうので、そうならないように気をつけるのが大事なのかなと思います。個人的には、楽しむことが大事で、事業と言っても遊んでいる感覚です。

★過去3回ゲストスピーカーが来たが、その中で最も自分がNPOに対して抱いていたイメージとは違っていた。子どもや生活困窮者のため、町や地域、社会のためといった特定の対象者をあまり絞らず、目指すものから自分で作り上げていくのが新鮮だった。

⇒言われてみれば、そうかもしれないですね。NPOや一般社団法人といっても、自分でやりたいことをやればいいんです。大事なのは自分のやりたいことの中に「公の心」が入っていることです。自分の活動が公のためになっている、それがあればなんでもできます。

★トレイルでは、その地域に一度に大量の人が来ることにはならないことが分かった。このような新しい形の観光は地域を疲弊させずに、長く続く観光を行うために必要なのではないかと感じた。

⇒地域を疲弊させずに、というところが特にいいですね。

★多角的な視点でトレイルの魅力を伝えようとしてるのだと強く感じた。

⇒ありがとうございます。自分には手に負えないほど、多様に魅力が詰まっているのがトレイルだと思います。それをシンプルに分かりやすく伝えていかなくちゃいけないですね。

ということで、大変盛りだくさんなシリーズとなりましたが、ここで終わりにしたいと思います。紹介した感想については、いただいた感想を上から見ていって、それまで出てきていない感想が書かれているなと思ったものを取り上げました。なので、優劣とかではなく、単なる順番です。重複しているものは、先にあげた感想の中に含まれているものと思ってください。

最後に、あらためてこのような機会を与えてくださった桃生さんや、温かく迎えてくれた学生さんたちに感謝申し上げます。

ありがとうございました。

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