「今は雑木ばかりになってしまったけど、昔の松島は松だけだったんだよ。まるで海に浮かぶ盆栽みたいで、風情があったんだけどね。」
ちょっと前に、ハーバーハウスかなめさんにお邪魔したときに言われた言葉です。そのときは利府トレイルの話をしに訪問したのですが、気づけばオーナーさんの熱い想いにほだされていました。
「昔の景観を取り戻したいんだよ。雑木ばかりの松島を見せて、何が観光だよ。」
僕はこの言葉にすごく惹かれて、もし手伝えることがあれば何でも言ってくれと伝えました。
すると、「『伊達の遊び楽しみ隊』で今度松島の整備活動をやるからよかったらぜひ」ということになり、今日はその整備活動に行ってきました。ちなみに「伊達の遊び」はオーナーの櫻井さんが結成した、自然体験を通して利府を遊びつくそうというコンセプトのコミュニティです。
朝、かなめさんの船に乗船し島に向かいます。
上陸後、神社を参拝し活動開始。
自分はナタを使って藪や蔓をバサバサやっていったのですが、間違って自分の足を切ったり、カメムシが飛んできたり、松に食い込んだ蔓の対処に苦戦したりで、なかなか大変でした。でも参道周りがみるみるきれいになっていくのは気持ちがいいものです。とてもいい汗をかきました。
最後はお弁当を食べて記念撮影です。
にっこにこのオーナーさんと息子さん二人の勇者ぶりがめっちいいですよね。ってか彼ら、全然愚痴も言わないし、重いものも率先して持っていくし、たくましさの出来上がりが僕ら一般とは全然違いました。自然と向き合っている普段の生活がそうさせるんでしょうね。
集まった皆さん、どうもありがとうございました。また何かやりたいですね。