東山道レポート⑭ 小鶴沢から黒川神社

レポート

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

今年一発目の活動、東山道歩きを1月20日に行いました。
前回歩き終わった大和町の小鶴沢から黒川神社まで、約7kmの道のりでした。

東山道⑭ 小鶴沢から黒川神社 / 利府トレイルプロモーションさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ

朝9時、小鶴沢の稲荷神社をスタート。
寒波到来の厳しい北風の中を歩いていきます。

©よっちさん

歩いていくと、小西川に架かる山田橋に出ます。僕たちは橋を渡らず、川の土手を歩いて天満宮を目指しました。車が通らないので安心ですが、風はさえぎるものがないので、きつすぎました。

天満宮

天満宮を参拝後、そのまま川沿いを小関前橋まで行き、小西川を渡って、幕柳の井隠寺に向かいました。道中、「遠仙道(とおせんどう)」という地名が付いている地区を川の反対側から眺めたり、正体不明の石碑が川沿いに建てられているのを確認しました。

「遠仙道」方面を眺めると、ハクチョウ
©よっちさん
井隠寺にはイノシシの足跡も

井隠寺から車通りの多い県道3号線を北上し、鳥屋の八幡神社や八幡古墳を目指します。その前に、ファミマで小休憩。

鳥屋八幡神社や鳥屋八幡古墳は、ファミマの裏手にあります。神社には拝殿や本殿のほか、愛宕や子安の神が境内社として祀られていました。また、拝殿に掲げられている「八幡宮」の額縁の「八」の字が鳩になっていてかわいかったです。「鎌倉の鶴岡八幡宮と同じだよ」とよっちさんに教えていただきました。

それから古墳ですが、境内の一角から続く道があり、100mほど行くと、一号墳を見つけることができました。古墳時代後期の直径18mの円墳がほぼ原形のまま残っており、古墳の中も鉄柵の外から眺めることができました。古墳を勉強するのにとてもいい場所だと思います。

八が鳩になっている ©よっちさん
©我妻さん
©我妻さん
2号墳には鉄柵で行けず

あとで分かったことですが、この古墳に訪れる際に通る山道が、東山道それ自体だった可能性もあります。InterBook七つ森紙背人・澤田諭氏のサイトには、2018年11月に大和町鶴巣地域振興協議会が開催した歴史講座『「鶴巣<黒川郡の古街道(フルケド)と「幻の勿来関」』の内容を抜粋・増補した記事が書かれています。小見出し「古代東山道(奥大道)」には次のように書かれていました。スクショで紹介します。

引用:澤田諭氏のサイト「InterBook七つ森紙背人の書斎」より
地図データ:Google、©2026 Airbus、CNES / AIRBUS、Maxar Technologies

地図上、古墳があるところから宇頭山を越えると、別所に抜けますね。内容通りの道を指しているかは分かりませんので、あしからず。

私たちは再度ファミマに戻り、幕柳、町場、別所を抜け、黒川神社に向かいました。途中、道標好きの我妻さんにある道標に連れて行っていただきました。道標の正面には仙台や利府の地名、サイドには松島や吉岡の地名が書かれていました。

©我妻さん

12時過ぎ、黒川神社に着きました。黒川神社は平安時代(9C)創建、「袖振薬師」と呼ばれる薬師像が薬師堂に安置されています。源義家や黒川氏、伊達氏らの尊崇を受けたとのことです。ちなみに、なぜ袖振りなのかは分かりませんでした。

©よっちさん

写真の仁王像は室町時代の作、奥に映っている金ぴかの仏像が薬師像かと思いましたが、薬師像は本殿に納められている秘仏で60年に一度御開帳されるそうです。

また、社殿裏側の神域には、横穴墓群があるようなのですが、ロープが張られていたため、はっきりと確認することはできませんでした。

白くむき出しとなっているところがそうでしょうか

ということで、今回もありがとうございました。東山道といっても、確実に道筋を分かっているわけではないですし、時代によって東山道自体が変遷している場合もあります。また、歩きやすさを優先して、道を選ぶときもあります。あらためて、この辺りかなぁというところを歩いているので、多めに見ていただけると助かります。

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