先月22日、利府町役場で普通救命講習を受けてきました。トレイルに限らず、いざというときに倒れた人を助けられるようにしておきたいからです。すでに何回か同じ内容のものを受講しているので、確認程度にと思っていましたが、今回新たに学んだことや疑問に思ったことがあり、大変貴重な時間となりました。

◎学んだこと・疑問に思ったこと
・心臓マッサージは胸を圧迫するものなので、よくろっ骨を折ってしまうことがあるということ。これは不可抗力の側面が強いので、たとえ折れたと思っても心臓マッサージをやめてはいけない。
・大量の出血を伴い、かつ心臓が止まっている場合、心臓マッサージをすると血流が促進され、余計に危なくならないかという素朴な疑問に対し、「そうであっても心臓マッサージが優先、血はいずれ止まる」との回答。
・心臓マッサージをするにあたり、まず周りの安全確認をしなければいけないが、安全でない場所で人が倒れた場合、その安全確保をするのが大変だと思った。たとえば、横断歩道の真ん中や山道の斜面、あるいは強風が吹いているなど。むやみに動かすと頸椎を痛めることもあり、動かすかどうかの判断に迷いそう。
・AEDのパッドは心臓を挟めばどこでもいい。倒れている人がネックレスやブラジャーなど金属を身に付けている場合は外すが、外すのに時間がかかりそうならAED優先でもいい。やけどは治る。
といった感じです。
今回受講したことで、一個前の段階よりも知識が定着した感じがあり、より自信をもってできそうな気がします。それと、普段から心臓マッサージの真似をしてみるとか、応急手当の手順を反芻しておくとか、時折思い出すようにしておけば、そこにマネキンがなくても疑似的な訓練は可能だと思ったので、今度からそのように心がけたいと思います。