本日4日、長根街道整備の2回目を行いました。長根街道とは利府町と大和町を結んでいる古道で、古くは奈良・平安時代からあったと考えられる道です。この古道が新道路の建設や車の普及とともに使われなくなり、通行が困難になっていたので、整備をして通行可能な道にしています。下図は概図ですが、区間Aは歩きやすい区間、Bは藪や一部倒木があるものの歩ける区間、Cが最も通行困難な区間です。前回Cのスタート地点からやり始め3分の1程度進められたので、今回はその続きから行いました。集まったのは初参加2名を含む7名です。
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前回終了したところからやり始めます。
道の状態としては鈴竹と呼ばれる細い竹が繁茂し、所々で倒木が行く手を阻むといった状態なので、まず草刈り機で道を切り拓いてもらい、適宜倒木を切断し、十分距離をとったうえで手作業組(カマ、ナタ、ノコギリ、枝ばさみなど)が細かい部分に手を入れていくといったやり方で進めています。
こんな感じで、3時間の作業を終えました。
今回の作業で区間Cの難所は超えたので、最後に大和町の一里塚までハイキングをしようということになりました。一里塚というのは、藩政時代、街道沿いに4kmごとに設けられた道標のようなものです。道の両側に塚を設け、そこに杉や松を植え目印としました。開発とともに破壊されたものがほとんどですが、各地に今でも残っているものがわずかにあり、とても貴重な文化財となっています。ということで、一里塚に向け出発。
ということで今回は終了です。次回、区間Bを整備して長根街道の完全貫通を目指します。次回の予定は未定ですが、決まり次第ここで発表します。