TRAIL & BAGEL, 県民の森を歩いてみて

レポート

10/27、県民の森を歩いてきました。
7月に続く『TRAIL & BAGEL』の第2弾で、
前回と同様ベーグルショップspicaさんとのコラボです。

spicaさん(右)といつもサポートしてくださる吉川さん(左)
spicaさんのベーグル。当日はベーグル二つとジュースがついてきました。

コースを辿る

今回は秋の森の中を歩くということで、
秋に咲く花や木の実に注意を向けてみます。
下見のときに確認していた草花やどんぐりの写真を載せた栞を持って、
朝10時にグランディを出発しました。
大人16名、子ども4名でした。

当日はこれ以上ない秋晴れ
用意した栞

グランディの丘にのぼり、展望デッキから東の方向を眺めます。このような場所は以前歩いたことのある場所や地形、町の発展がどのように行われてきたか想像するのに役立ちます。女ヶ沢堤(おながさわづつみ)に架かる四季彩橋という橋を渡って、森の中へ入っていきました。

グランディの展望デッキ
四季彩橋
さぁ、森の中へ

東北は落葉樹が多く、冬に近づくと落葉が地面につもるので
落ちた葉っぱや木の実を見て周辺にどんな樹木が生えているか把握することができます。
目線を上下に行ったり来たりさせながら、
「これはあの木から落ちてきたんだな」とか、
「ここにタブノキがあるな」などと考えながら歩くと楽しいです。
私はまだまだですが、名前を知ると楽しさが倍増すると思います。

栞の表紙を飾った木をみんなで観察
タブノキの葉をお面に!子どもの発想はすごい!
道端に咲く花々を観察しています
奥が透けて見えますね!
栞が役立ってよかった!

折り返し地点の中央記念館では30分の休憩をとり
spicaさんのベーグルをいただきました。
参加者の皆さんにとって、ほっと一息つける貴重な時間です。

後半戦。うっすらと紅葉がはじまった木々の中、
枝の隙間から光度を適度に弱められた木漏れ日の中を通り、
くねくねと曲がってたどり着いたのはカツラの樹の群生地です。
前半戦から甘い焼き菓子のような匂いを放っていたのはこの樹。
樹形が美しいので、庭に植える方も多いのだそうです。
私自身、木が放つ匂いについて心が奪われ、樹木への関心が芽生えました。

落葉がよく匂いを放つようです。秋がおすすめ。

カツラの群生地を抜けたあとは
イオンの森やぐりりの森を横目に抜けて、
グランディに戻ってきました。

景色のいい遊歩道を歩く
正面の滑り台のあるところを下りて、ゴールです
解散時に、利府町在住の宮下さんから柚の差し入れがありました!

こうして、約3時間のハイキングイベントが終了しました。
参加してくださった皆様、本当に楽しい時間をありがとうございました。

子どもについて触れたい

今回は子どもが4名、最年少で4歳児が参加してくれたので
最後にそのことについて少しだけ触れたいと思います。

当初、約6kmのアップダウンが続くコースだったので、
「子どもに歩けるかな」なんてちょっぴり心配もしました。
が、終わってみればケロッと歩いてしまいました。
子どもの体力というか、持ってるエネルギーは想像以上にあって、
勝手に大人が制限したりしないように心掛けないといけないですね。
今後の運営に参考になりました。

もちろん参加者の皆様がフレンドリーで、
子どもと一緒になって遊んでくれたのが大きいです。
終始笑い声が絶えない楽しいハイキングとなったのは皆様のおかげです。
改めてありがとうございました。

また今回のこの件は、トレイルが持つ可能性の広がり、
具体的には教育や子育て分野への応用に期待が持てました。
今後はより自信をもって教育への活用を考えていけそうです。

参加してくださった皆様、
ベーグルを用意してくださったspicaさん、
陰で支えてくれている方々、
ありがとうございました。

また会いましょう!

急登もへっちゃら
目につくものが全て遊び道具と変わった
「この鳥、庭で見たよー」
今回のMVPかもしれない地域おこし協力隊のあやのさん
恥ずかしがるのがかわいい
大人も童心に戻って
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