利府トレイル説明会、大成功でした

6月21日(水)、利府駅前のtsumikiで利府トレイル説明会を実施してきました。

2021年の12月から、ハイカー仲間の丹生さんと宮城大の学生さんの協力を得て始まった利府トレイルプロジェクト。実際に利府の道を歩いて、「ここもいいね、あそこもいいね」と和気あいあい話しながら、暫定的なルートを構想してきました。そんな手伝ってくれた丹生さんも学生さんも今は離れ(丹生さんは東京に戻り、学生さんは就職した)、新しい仲間のもと取り組んでいるプロジェクトです。今後の課題は、このプロジェクトに地域の人が入ってくれることです。いくら暫定ルートを作ったとしても、言ってしまえば僕が線を引っ張った道です。地元住民の道ではありません。そこに、地元の人が入って、「あーでもない、こーでもない」と自分たちで構想することで、自分たちの道となります。そこのステップが最大の課題でした。
■暫定ルートはこちらで公開しております|https://drive.google.com/file/d/1-FKn2osbOl4OF2LCvZz6HnqzRLQaKLeh/view

今回の説明会の目標は、参加者の皆さんに「トレイルって面白いね」「たしかに地域のためになりそうだね」と思ってもらえるような会にし、一人でもいいので「自分も携わりたい!」とプロジェクトに参加してくださる人を見つけることでした。結果的には大成功で参加者の8割が「参加したい」とアンケートに答えていただきました。そうでない方も、「自分の事業と一緒にコラボできたら」と前向きに検討してくださり、実質10割でしょう。発表後の質疑応答やアンケートでの熱いコメントを見ても、「これはやり遂げねば!」と気持ちを新たにしました。ありがとうございました。

それもこれも、普段から応援、手伝ってくれている仲間のおかげです。今回は強力な助っ人として、みちのく潮風トレイルを歩いたことがきっかけで宮城県に移住してきたハイカー二人と、塩釜でゲストハウスみなとまるを経営されているオーナーさんにもトレイルの魅力や一つのトレイルを作るまでに大切なことなどについて話していただき、自分の発表だけでは足りない部分を幾重にも補足してくれ、とても充実した内容となりました。ありがとうございました。

また、スペシャルゲストとして、利府の魅力再発見で大活躍されている内海旅館の内海さんにも話していただき、自分たちも知らなかった美しい自然の風景や道歩きの楽しみ方を教えていただきました。内海さん、ありがとうございました。

今回、たくさんの仲間の協力を得、こうして地元の方にトレイルの魅力をお伝えすることができました。そして、新たな段階として地元の方にご協力を得られるようになりました。でも、トレイルプロジェクトは、一歩一歩地道な足取りでしか進んでいきません。急ぎ過ぎて空中分解なんてことがないように、確実な前進をしていけたらと思っています。これからも皆さん、よろしくお願いします。

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