2/11㈫は利府トレイルのオフィシャル化に向けた5回目のワークショップを行いました。今回は沢乙温泉のある榎川砂防公園から、県民の森、岩切城、神谷沢へと抜ける約8kmのルートを歩いてきました。
※YAMAPには9.4kmとありますが、寄り道分が加わっています。
⇒前回のレポートはこちら
ウォーキング-2025-02-11 / 利府トレイルプロモーションさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
砂防公園の脇からグランディ21への取り付け道路を登り、県民の森の散策路へと入っていきます。階段の手前には「石場」や「桟敷」と地名のつく平場がありますが、ここは将軍田村麻呂が軍隊の訓練を行った場所だと言われています。今は利府町のラリーイベントの会場になっているところです。


散策路に入ったあとは、昨年10月に行ったTRAIL & BAGELで歩いた道を辿り、中央記念館へと向かいました。冬の県民の森を歩くのは初めてで空気が澄み気持ちよかったです。
⇒10月に実施したTRAIL & BAGELのレポートはこちら



中央記念館で休憩を挟んだ後、せいそんの句碑、青少年の森を経て、岩切城跡へと向かいました。岩切城は中世、陸奥の民政統治を命じられた留守氏の居城で、急峻な崖の上に建てられています。広大な城域で本丸のある西郭は仙台市、東郭は利府町と境界を隔てていますが、寄り道をして本丸にも行ってみました。どちらも眺望はもちろん、数えきれないほどの桜が植えられており春が楽しみです!









こうして、神谷沢の生活圏へと下りてきました。神谷沢は現在団地を拡張しており、その経過を感じながら歩いてきました。最後、神谷沢に住むMさんから「家に寄ってって」と声をかけてもらい、おいしいコーヒーを飲みながら、庭先から工事が進んでいる団地の様子を見せてもらいました。なかなか見ることのできない貴重な時間になったと思います。ありがとうございました!


今回のルートは、県民の森と岩切城という二つの太軸があったため、歩いた後のアンケートが四者四様でとても興味深かったです。

次回は25日、神谷沢から菅谷をメインに歩きます。利府の中でもとりわけ歴史の深い所へ入っていく場所になると思います。また今回で利府トレイルの折り返し地点を過ぎたので、今後は東征、海の方へと向かっていきます。あと4回、5回ぐらいで終わるでしょうか。興味のある方はぜひご参加ください。