利府城下巡り。今に繋がる街並みを体験。

レポート

10/5土曜日、「留守氏と伊達氏のゆかりの地を歩く ~彦雷ちゃんのはちみつを添えて~」を開催しました。

利府駅を出発し、利府城跡のある館山をぐるっと回って裏の谷間に出、
旧利府街道の一部を通って帰ってくる約4kmのコースでした。

①真鍮梨(町指定文化財) ②利府城跡 ③休憩 ④旧利府街道

江戸時代宿場町として栄えた利府は、
旧利府街道の道筋としてかつての痕跡を留めているほか、
江戸時代からの伝承が残るスポットが多数あります。
今回はその利府の街並みをつくった
留守氏と伊達氏に焦点をあて
歩いてみようと思いました。

①は利府城に向かう公園の敷地内にある真鍮梨と利府梨の父・日野藤吉の碑です。
真鍮梨は今年4月、町の指定文化財となりました。

歴史の説明をする利府町郷土史会代表の遠藤光行さん

②は利府城のある館山です。
この麓には留守政景が植えたとされるイチョウが
巨木に育っている姿が見れました。
こちらも今年4月に指定文化財となったものです。

留守政景(伊達政景)が植えたとされる大イチョウ

館山をのぼると、留守氏家臣村岡氏の居城・利府城跡があります。

利府城跡の櫻は明治時代に植えられ、枝の張り出しが見事です

③では、休憩を兼ねて
「彦雷(おらい)のハニー工房」さんの養蜂現場を見学。
日本ミツバチが作る百花蜜を試食したり、
日本ミツバチについてのあれこれを教えていただきました。

彦雷のハニー工房の松岡好彦さん。スズメバチ対策で巣箱にネットをかけている
養蜂や日本ミツバチの魅力を存分に語っていただきました
ハチミツのおいしさに皆さん、手が伸びました

④は旧利府街道、江戸時代に宿場町として栄えた道筋です。
八幡神社や鼻取り地蔵、圓城寺などの伊達氏ゆかりの地を訪れました。

八幡町にある八幡神社。八幡町には多賀城から移り住んだ人も多かった?!
伊達政宗が岩出山から持ってきたと言われている鼻取り地蔵。鼻取りとは農作業で牛の鼻をロープで引っ張る仕事のことなんだって!
圓城寺。伊達政宗が特別気に入ったお寺です

今回は、歴史のところで遠藤さん、
はちみつのところで松岡さんにご協力いただき
とても充実した内容となりました。

参加者の皆さんも和気あいあい。
皆さんで楽しく歩けたことが何よりです。

今回もありがとうございました!

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